あひるの中の薔薇

あんな両親に親戚なんているはずもなく

あたしは1人 街を歩いていた



「ねぇねぇこれから俺たちと遊ばない??」

「お嬢ちゃん いいからだしてるね〜 何円??」


そんな言葉ばかりあたしに降りかかってくる




もう……やだ……




そう思って その場にしゃがみこんだ瞬間



ふと誰かに違う言葉をかけられた



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