あひるの中の薔薇





…――――――





「ほら これ飲みな」



「ありがとう…ございます…」



スッとあたしの前に差し出されたのは

あったかいココアだった




あれから おねえさんはあたしを

どこかのお店に連れてきてくれた




「んで あんたは 何があったの??」


真剣な眼差しで あたしに問いかけた


あたしは なんのためらいもなく

今までのことを話した






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