一期一会(男子編)
「オッス!」
あっちも乗ってくれた。


「お前誰ー?」
「江田 馨でーす。」
との、明るい笑顔を。
しかし寝不足のようで、足下がふらついている。


「おまえはー?」
と聞き返してきた。


「おれ?俺は天才の咲久間 炬汰様だ。まっ、よろしくな。」
 天才ではないだろう…。

「イヤ。バカだろお前。」
 と素早くつっこんできた。


「お前もだろ。こんな時間に来やがって…ー。」

「俺1番ノリで入るんだから、邪魔すんなよ。」

「イヤ。俺が先だ。」
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