一期一会(男子編)
「お前こそ俺の漢字わかんのか?」
「分かるさ。」
「じゃあどれだよ?当ててみ。」
「出席番号6の『咲久間炬汰』だろ?」
「うぐっ…。なぜ分かったんだ…?」
「1組に『咲久間』って1人しかいないから。」
「くっそう!卑怯だぞ!!」
「お前が頭使わないからわりぃんだよ!!バーカ」
そんなばからしい会話が、階段に響く。
教室に入る。
あまり良いにおいとは言えないけれど、この新しい教室のにおいが俺は好きだ。
時刻は7時50分
「分かるさ。」
「じゃあどれだよ?当ててみ。」
「出席番号6の『咲久間炬汰』だろ?」
「うぐっ…。なぜ分かったんだ…?」
「1組に『咲久間』って1人しかいないから。」
「くっそう!卑怯だぞ!!」
「お前が頭使わないからわりぃんだよ!!バーカ」
そんなばからしい会話が、階段に響く。
教室に入る。
あまり良いにおいとは言えないけれど、この新しい教室のにおいが俺は好きだ。
時刻は7時50分