シルバーウルフ -Is this love?-
そんなベッドで柄にもない穏やかな朝の目覚めの俺。

やっぱり、背中のメイは温かく柔らかい。







メイの小さな寝息は規則正しい。


なんとも言えない感情が俺の胸に込み上げる。


それが、どういうものか?なんて俺は説明をすることはできないけれど


とにかく、その小さな寝息を聞いていると心地よかった。








瞳を閉じて聴いていた寝息のメロディー。


ノイズのような部屋の扉の乱暴なノック。


その後、今までなら断りもなく入室してきていた裕太は




「下に来い!!」




扉の向こうで、10日振りに口を開いて命令口調で告げて去った。





仕事の依頼があったようだ。








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