蜃気楼。

「モエだょ。よろしくね!!」

「ユミカでぇっす!よぉっろしく★」

「ぁたしは、カヤノ。ょろしくー!」

「エミカだょー。あっ、ユミカとは双子なの!!」

次々にする自己紹介。

大体覚えた。

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…すっかり話し込んでしまった。

実際にはずっと話しを聞いてた、かな?

だってギャルはお喋り好きが多いから、


仕方ないよねー。

まぁ、仕方ないじゃ済まされないくらい、
付き合わされたけど。

約…2時間…半。

あり得ないよね。

喋りスギ。

それに嫌な顔一つせず、

付き合ってあげた私は、

優しいのかな?


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