Steward of Devils duck
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「ふぅ、やっと終わった………。」
「ふふ、今日の、は、一段、と、凄かった、です、ネェ。」
「うるさいですよ、死神さん。あぁ、恐かった………。」
僕はバーテーブルに突伏していた。
ここ、『菫荘』は 元々寮だったのを改装したアパートである。
アパートと言っても、『菫荘』の住人とお屋敷をルームシェアならぬ、ホームシェアしている感覚である。結構ボロいので、他のアパートに比べると格段に安い。さっきも言ったけど、僕の部屋は更に安い。
今僕達がいるのは、そんな『菫荘』の住人の憩いの間、広間である。
「あーありがとうございます。中山さん。生き返りますー」
キッチンにいる中山さんから、水をもらい、ストローでチビチビ吸う。
「中山、さん。私、は、牛乳を、おねがい、します。」
「頭から爪の先まで白いくせに、飲み物まで白いんですか。」
「いい、じゃないですか。別に。」
死神さんは、中山さんから牛乳を受け取り、飲み干した。
「ところで、時間、は、大丈夫、なのです、か?」
え?
「あああぁぁぁッッ!!」