学園恋愛★
教室 [翔side]
あーあ、めんどくせ。入学式なんてやらなくても・・・。
そう思いながら俺は1年A組の教室にむかった。
隣にいるダチの愁夜とも同じクラスだ。
愁夜は、かわいいおんなのこいねーかなぁ?とかほざいてやがる。
まぁ、俺にとってはどうでもいいことだが。
と、思っているうちに教室についた。
出席順のため、愁夜とは離れてしまった。
俺は自分の席にすわった。
「ねぇ、名前おしえてよ。」
「あ?」
前の席のヤツが話しかけてきたがった。
髪型は黒髪で無造作に跳ね上がっている。顔もまぁまぁイイ。かわいい系のイケメンだ。
身長は167センチぐらいか・・・?
「俺は藍沢満【あいざわみつる】!あんたは?」
「俺は・・・天宮翔だけど。」
「翔か!よろしく!!」
「おう。こっちこそよろしくな!」
満か・・・。イイヤツみたいじゃん。
ところで愁夜は・・・・。と思いチラッと愁夜の方をみた。
愁夜もう隣の女子としゃべってやがる・・・。
どんだけ、女好きなんだ、あいつは・・・。
ってか、一緒にしゃべってる女、朝のときのやつじゃん!
クラス一緒だったのか・・・。知らなかった。
「翔?あのコこっちにきてない??」
「え?」
「あの・・・。ちょっといいですか?」
あの女がしゃべりかけてきた。