先生、大好き!そしてありがとう!‐ミサンガに願いをかけて‐
次の日の部活は、ルンルンだった。

「岡田さん、何か良いことあった?」

「えっ?」

私、そんなに顔にでてる!?

「何か機嫌良いぢゃん♪」

「実はね…」

「うん…」

「やっぱ先生には教えなーい」

「何だぁ?それ!教えろよ」

「聞きたい?」

わざとじらす私…

ほんとは言いたくてたまらないのに…

「うん、聞きたい!」

そういってのってくれる先生。

そういうとこも大好きだよ。

「バイト受かったんだ♪」

「まぢ?よかったな!どこのバイト?」

ほら、先生はすごく喜んでくれる。

まるで自分のことのように…

「〇〇っていうハンバーガー屋さん知ってる?」

「おぉ〇〇ね!知ってる、知ってる♪今度買いに行くな」
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