先生、大好き!そしてありがとう!‐ミサンガに願いをかけて‐
夕方、会場から帰ろうとするとケータイが鳴った。

お母さんかな?

「もしもし?沙希?残念だったね」

「あっお母さん!うん…」

「でもがんばったやん!あとは東京楽しんできな」

「ありがとう!」

そういって電話を切った。



次の日からは、東京を楽しんだ。

買い物をしたり、いろいろ食べたり。

観光地をまわったり。

楽しかった!

今日はいよいよ帰る日。

飛行機と電車で帰ってきた。

駅に着くとお母さんが迎えに来てくれていた。

「おかえり、沙希」

「ただいま」

それからお母さんに東京のことをいろいろ話した。
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