俺ト浮気シヨッカ?
「てか、どこ行くの?」



『教えない』



そう言って街から、だんだんと離れていく。



「ほんとにどこ行くの?」



『もう着くから』



すると神田は薄暗い路地に入っていった。



「ちょ、ちょっ…」



立ち止まろうとするあたしを引っ張っていく神田。



『ごめん、遅くなった』



そう言う神田とあたしの目の前には数人の男たち。



「だれだれ?え、え?」



『俺のダチだって』



そう言った。


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