気まぐれ短編集




クリスマス。




いつもとは違った空気が否応なく流れるこの日。




幾つの頑固者や、素直になれない人の想いが、大切な人へ伝わったのだろうか。






クリスマスは、そんな普段言えないことを言うには絶好のチャンスなんじゃないだろうか。





「待ってるよ。」



あたしはたぶん真っ赤になりながら翼くんの首に腕をまわして飛びついた。






End



ーーーーー
ーー
< 38 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop