気まぐれ短編集


まあ、ポ◯モンが好きだからって別に引いたりはしないけど。


そう思って制服のポケットに携帯を突っ込んだ。




『次はー◯◯小学校ー。お降りの方はーお知らせください』


バスのアナウンスが流れた。


私も通っていた小学校のグランドが、寂れた通りの向こうに遠くに見えた。



すると、再び携帯が震えた。



ディスプレイに《メール一件受信》の文字。



また実希ちゃんかな。



受信ボックスを開くと、知らないアドレスからだった。



差出人:yosu-ya-sky@xxxxx.ne.jp
sub:無題
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ごめん、誰?



End
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は。

目が点になる。


いや、あんたこそ誰。

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