気まぐれ短編集




ほんとうに、やりたい事がまだ見つかってないから




未来が、不安で不安で。





学生をやっているうちに

『大人にならなくていい』


と、思っていた。




ヒールのある靴を履く自分は、

ヒールがかっこ良くキマる年代になってきていて




『音』が怖くなっていた。





だから、地面を慎重に蹴る。


『大人』にならなければいけない事実から



逃げるため。





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