気まぐれ短編集
現実で、自分が男子に対してこんなに馴れ馴れしく接しているところなんかまったく想像できないってのに。
相手が自分をあんまり知らない男子だから?
かわいく見てもらいたいからって?
ばかみたい。
自分でばがばかしくて笑える。
プシューッと降車専用ドアが開いた。
定期を見せてバスを降りた。
ヴーン、ヴーン。
また、携帯が震えた。
《メール一件受信》
差出人:yosu-ya-sky@xxxx.ne.jp
sub:無題
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うん、じゃあねd(^_^o)
End
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とりあえず、アドを新規登録して携帯をポケットに突っ込んだ。
男子のメモリーが一件増えた。