【COLORS②】1/2あっぷる!
チュン、チュン……
「――っん?」
朝……やばっ!!
宿題、小テストぉぉ~!!
「どうしよ。結局、何もやらずに寝てしまった……」
この眩しく照りつける光がこんなにむかついたことはない。
「やっぱり、『夢』じゃなかったんだ」
『しばらくここにいることにしたから。よろしくね!!』
床に寝ている彼を見つめてふとそんなことを思い出した。
それに確か私、机に向かってて――
今、ベットにいるってことは、
「ありがとう」
私は小さく呟いた。