星の光る夜空の
おふろ場に着くと、紗良にタオルを渡して光汰は風呂場をでた。
少しして、シャワーの音が聞こえ始めたので、光汰は風呂場の横の洗面所で顔を洗い始めたその時、
『ガチャ!』
『光汰、石鹸どれ使えばいいの?』
顔を上げると、そこには裸の紗良がいた。
光汰はとっさに、光汰に背中を向けた。
『ど、どれでも好きなの使っていいよ。』
『ありがとう♪』
『ガチャ!』
光汰はゆっくりと元の向きに直り素早く顔を洗って、洗面所からでた。
洗面所前の廊下に座り込む。
『紗良がシャワーから出たら、家のことちゃんと聞かなきゃな〜』と思っていると…
トン、トン、トン、トン
!!!!!ヤバい!
ママが降りてきたのだ。しかも運が悪いことに、ママは、
『光汰〜?お風呂場にいるの〜?』
『今お風呂場に行かれたら紗良が見つかっちゃう。』光汰は、すぐに風呂場のドアを開けた。