星の光る夜空の





宿題を済ませて、テレビを付けると、時刻は6時を過ぎていた。






今は冬、外はもうだいぶ暗くなっていた。




外にでると、夜空一面の星空が広がっていた。夕飯の買い物を済ませた光汰には、行きたいところがあった。





それは近所の公園である。ほんの数ヶ月前までは幼稚園のバスに乗るために毎日来ていた公園である。光汰は、久しぶりに公園まで行く事にした。





『にゃぁ〜』
公園の街灯の下にけしてきれいとはいえない子猫が足をペロペロとなめていた。



『はじめまして、お前も1人なのか〜?』




子猫は、一瞬光汰の顔を見つめたがまたすぐに足をなめはじめてしまった。
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