星の光る夜空の
結局1時間かかって選んだのはお菓子ばっかりだった。
また手をつないで、家まで帰った。
紗良はずっときょろきょろしている。
知らない世界にでたように。
無理もない、紗良にしたら公園もコンビニもこの道も全て新しい世界なのだ。
家に帰って夕飯?を食べて、お風呂に入った。
光汰は少しためらったが、兄妹なんでしょ!と紗良に言われいっしょに入った。
入ってしまえばあとは何も感じなかった。
手や足が、しゅわしゅわになるまで遊んだ。
お風呂から上がり、紗良に服を着せテレビをつけたが、面白い番組がやってない。
ふと時計を見ると、10時になるところだった。
『こんな時間に小学一年生が面白がる番組なんてやってるはずがない』と光汰はがっかりした。
2人は光汰の部屋に戻った。
そして光汰が、
『そうだ!お布団の中でお話しよ〜。』
『いいよ〜。』