星の光る夜空の
2人は布団にくるまって身を寄せた。
すると紗良が手をつないできた。
『どうしたの?』
『怖いの…』
『何が?』
『あの家に帰るのが。』
『何言ってるの?紗良はここにいればいいんだよ。』
『無理だよ。光汰が学校いってる間紗良1人でいれない。それにいつか光汰のお母さんにバレちゃう。』
『わかった。じゃあ明日ママに言おう!?きっとわかってくれるよ。』
『でも迷惑かけちゃう。辛い思いをするのは紗良だけでいいんだよ。』
『紗良、そんなことないよ。紗良は僕の妹でしょ!?妹が家にいてなにが迷惑なの?』
『』