純愛2~またまたすれ違いの恋~


そのときナナちゃんがお汁を溢してしまった


「こら!ナナ!ちゃんと持って食べないからよ」


と 母親のお姉さんは叱っている


ナナちゃんを見ると熱そうだ


でも叱られるから我慢してるように見えた


あたしはすぐに台所に向かって布巾を取り


勝手に冷凍庫から氷を持ってきた


「ナナちゃん 熱くない?かしてごらん」


と ナナちゃんの手を取った


「お姉ちゃんはナナが熱いのわかってたの?」  


「うん なんとなくね」

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