そら色
久しぶりに、ここで人と話したな…。
なんだか懐かしい風が、2人の間を吹き向けていく。
「いいですね…。なんだか温かくなります。」
彼は微笑んで、空を見ていた…。
どれぐらい時間が過ぎていったんだろ…。
気が付けば、辺りはもう既に暗くなっていた。
まだここに居たいけど…
サクラが心配するもんね…。
「では…。そろそろ帰りますね…。」
挨拶をして帰ろうとした…。
この場所で、またあなたと会えるように願いながら…。
この時点で…、私は恋に落ちていました…。
でも…
このことを知るのはまだまだ先の話になりそうです…。