そら色
✿学校✿
入学式と同じ足取りで学校に向う…。
気分は暗い気持のまま。
いつもと一緒…。
昨日と変わらないと思っていた…。
でも、あなたが現れてからすべてが変わりました。
あなたが、世界中の幸せを運んできてくれたように…。
朝の教室は、とても静かで、冷たい空気が流れていた。
深呼吸をして、自分の席に座り、周りを見ないように顔を伏せていた。
少し時間が経って少しずつクラスメイトが登校してくる。
「やっぱり神経がおかしい人なんじゃないの?」
「でも、その前髪の向こうには、実は美少女!!!とか♪」
「あははは~!!!!ないでしょぉ!!!」