トナリの無口くん
「おはよ〜〜」
次の日、寝坊したあたしはいつもより遅く学校へ行った。
昨日考えすぎたからかなあ………???
すると、あたしの机に何かが置いてあるのに気づいた。
あたしはそれを手に取る。
「シャーペン???あたしの………かなあ」
そのシャーペンは、たしかにあたしのと同じ種類のシャーペンだった。
でも、ところどころ、何かが違う…………
「高原………」
突然声をかけられて驚いた。
「野口!!!」