トナリの無口くん
ってゆうか、野口………
体育大会の時には及ばないけど、今も十分大きな声でしたよ。
野口は顔を真っ赤にしている。
小川はニヤついている。
「もう!!!その話は他の人にすんなって!!」
「なんで〜〜???いいやん高原にくらい。だって隣の席やし」
「隣だからだよ!!ヒかれるだろ!?気まずくなるだろうが!!!」
………あらら。
野口完全に取り乱してる。
キャラ崩壊してますやん。
あたしの中の無口な野口が崩れていく………
それにしても、野口をこんな簡単にあしらうなんて、小川凄いや。
「だよなぁ〜〜まさか野口が風呂を三分で済ますなんて、誰も思わへんやん」
「えっ??ウソぉ」
あたしが驚くと同時に、野口がガタンと席をたった。
「おっ………小川〜〜!!!!!」
野口は小川を叩こうとするが、小川はそれをことごとくかわす。
「おかえしやっ♪♪」
小川は野口の頬をパチンと叩いた。
「痛った〜〜〜!!!」
なんか………
あれみたい。
キングコ〇グのネタみたい…………