拝啓 大好きな先生へ
好きなもの 嫌いなもの
好きなものは先生。

嫌いなものはおばけ。

嫌いなものに興味はない。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ゆな)「ッ…//あいつ…」

学校の掲示板には、昨日のアタシの写真。

ゆな)「いつ撮ったんだよ!」

女子)「ぁ、果南先生おはよぉございます♪」

果南)「おはよ。よお、ゆな。写真、気に入った?W」

ゆな)「k…//なにするんだよ!はなせっ!」

アタシの頭…に五十嵐の手が//ポンって//…これで二回目//

果南)「頭触られただけで照れてる(笑)かわぃっ(笑)」

ゆな)「かわいいってゆぅな!」

ゆな)「//っ…」

ガラガラっ

夢歌)「おはよぉ♪」

ゆな)「…おはよ。」

教室にはアタシの友達、夢歌が待っていた。

夢歌)「どぉしたの?」

ゆな)「?」

夢歌)「顔赤いよ?」

ゆな)「なっ…いやあのっ!」

夢歌)「あやしぃ…W」

ゆな)「これは、ちがうくてっだいたいあいつがっ…!」

夢歌)「まぁいいけど。そぉいえばさ、うちの担任と〈れい〉ができてるって噂知ってた?」

ゆな)「…ぇ゛。」

れいっていうのは、顔もかわいいしスタイルもいいけど、男にだけこびうってるやつ。女子に嫌われてるし、アタシも好きじゃない。ただ、男子うけはすごくよくて、最近調子に乗ってる。

そんなやつと先生が…。

夢歌)「なんかね、れいが皆に言いふらしてるんだって。アタシと先生は付き合ってます♪って。」

ゆな)「…。た、たんなる噂でしょっ!!」

夢歌)「なんでムキになってるの…でも、五十嵐も先生になる前はかなり遊んでたらしいよ。」

ゆな)「…」

夢歌)「それに、いg…」

夢歌の声は予鈴に掻き消され聞こえなかった。

果南)「席つけ~。授業すっぞぉ」

男子)「いやでぇす。(笑)」

……………………………………そんなくだらない会話はアタシの耳に入らなかった。もちろん、授業は何の教科なのかもきにしてなかった。

先生が「れい」と…?

少しでも先生に恋愛感情を抱いていた自分が馬鹿らしくなって、悔しくて、涙がとめどなくあふれてとまらなかった。。

こんな顔を皆に見られたくなくて、アタシは教室を飛びだしてしまった。

果南)「おい、!授業中だぞ!星n…」

そんな先生の呼びかけにも答えることなく、アタシは屋上へ足を運んだ。
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