鳳龍~伝説の少女~
人間なんて信用するだけ無駄だって思ってんのに千紘が言う事は本当かもって思ってしまったんだ。






千紘と出会ったことがきっかけで鳳龍のみんなとも会えた。






毎日千紘達と過ごしてみんなを信用するようになった。






俺が福になる頃には自分の気持ちに気付いてた。






俺は千紘のことが好きなんだ・・・。






今俺は千紘が寝ているベッドの脇に座っている。






さっき千紘は聖のとこに行って来ると言って急に倒れた。






医者が言うには疲労と痛みが原因だって言っていた。






当分は目が覚めそうにない。






だから千紘の手を握って語り始めた。






壱「なぁ、お前は覚えてるか?昔の俺を・・・あん時お前に会ってなかったら今の俺はいねぇーんだよな。俺にとってお前はすげぇー存在で居場所をも作ってくれた。いつしか俺はお前を好きになってた。そんな気持ちを知ったらお前は困るんだろうな・・・」


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