鳳龍~伝説の少女~
一旦口を閉ざし再び語り始める。






壱「お前には翔がいて幸せそうにしているお前を無理矢理奪うなんて出来なかった。じゃ~今は俺の気持ちに答えてくれんのかな?ふっ、無理だろうな・・・お前は仁が好きなんだろ?ずっと傍にいたのにお前が選んだのは仁だった。やっぱ俺は報われねぇーんだな。けど、簡単には諦めないかんな」






目が覚めるわけねぇーのに俺はずっと語り続けてた。






そんな時部屋の扉が開いた。






仁「千紘は大丈夫なのか?」






壱「あぁ。今、眠ってる」






仁「そうか・・・」






部屋に入って来たのは俺が呼んどいた仁だった。






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