鳳龍~伝説の少女~
千「あぁ。けど、人を信じる事は簡単なことじゃじゃない。だけど、少しずつでも前に進めたらそれでいいんじゃねぇーか?」






雅「そうだな・・・今さらかもしんねぇーけど、今まで本当に悪かった」






千「あぁ。あたしも」






雅「あぁ。また、1からやり直す。そしてお前等に負けねぇーぐらい最強のチームに変えてみせる」






千「ふっ、上等だ」






雅「じゃぁ、いつか会おうな」






千「あぁ」






病室から出る雅の背中はどこか輝いて見えた。






これで、何も恐れる事はなくなった。






後は、仁に対しての気持ちが分かればそれでいいんだ。






もう一度仁と話し合おうと決めた。


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