鳳龍~伝説の少女~
千「うん」






壱夜と仁に手を振りながら見送り、バイクから降りて琉李の方へ向く。






千「琉李、変だよ。どうかした?」






琉「紘は嘘つきだ!」






千「えっ!?」






琉「前に、僕の傍にずっといてくれるって約束したのに・・・」






千「琉李、あたしは離れたりしないよ」






琉「でも、あの人と恋人になったら離れなきゃなんないじゃん」






千「あっ・・・」






琉「紘なんか大っ嫌いだ!」






そう言い放ち琉李は暗闇の中へ消えて行ってしまった。
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