鳳龍~伝説の少女~
一瞬起こそうと思ったけど、今日は疲れたであろうから起こさないでいた。







そっと琉李をおんぶしてバイクの所まで歩く。







正直、バイクを押しながら琉李をおんぶするのはキツイ・・・。







でも、どうしようもないから必死でバイクを押す。







ココからだと倉庫まで5分程度だからなんとかなるだろう。







行く道、琉李を落としかけたけど何度も体勢を整えた。







もう少しで倉庫に着くというところで寝ているはずの琉李の声が聞こえた。







振り返って顔を見てみるとしっかりと目を瞑っていた。







寝言なのかな?そう思い、耳を傾ける。






琉<紘、大好きだよ・・・仁って人の彼女にならないで・・・・>

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