鳳龍~伝説の少女~
千「いいから素直に答えてよ」







仁「別にタイプなんかねぇーよ」







千「じゃぁ、何であたしの事好きになったの?」







仁「はぁ・・・」







千「もぉ~理由ないの?」







仁「・・・ねぇーよ」







千「酷いよ・・・仁なんか大っ嫌いっ」







思わずそう言ってしまって気付いた時には遅くて、仁の顔は悲しいものになっていた。







けど、あたしだってショックだよ・・・。







理由もないのにあたしたち付き合ってる意味なんてあるのかな?







もう、訳分かんなくて涙が溢れる。






仁「千紘・・・わりぃ。理由ないなんて嘘だ。ただ言うのが恥ずかしかっただけだ。泣くなよ・・・」
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