鳳龍~伝説の少女~

新しい季節

桜が舞い散るこの季節。






あいつ等から離れてもう1年になる。






あいつ等元気にしてるんかなぁ~。






そう、ふとあいつ等の顔が思い浮かぶ。






はぁ~と溜息を吐き再び通学路を歩く。






徒歩5分程度の道のりはあっという間で今日から通う学校が見えて来る。






正門を前に立ち止まってしまった。







校舎の道には煙草の吸い殻。
窓は割れ、壁には落書きがされていた。






見るからに危ない感じだ。






また、溜息を1つ零し足を進める。






ホント最悪だ。
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