鳳龍~伝説の少女~
仁「あぁ・・・お前、1人暮らししてるのか?」








千「うん。最近ココに引っ越して来たばっかなの」








仁「そうか・・・何抱えてるのか分かんねぇーけど、寂しくなったらいつでも言えよな」








千「ぅん・・・ありがとぉ」








仁「あぁ」








千「じゃ~またね」








そう言って手を振ると仁が微かに口角を上げて笑ったのが見えた。








仁が再びバイクに跨り背中が見えなくなるまでずっと眺めていた。








それから、暫くしてマンションに入りお風呂や食事を済ませベットに潜ろうと思ったら、机の上に置いておいた携帯が点滅しているのが見えた。

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