鳳龍～伝説の少女～
学校のパンフレットを見ずにマンションから近いという事で適当に決めてしまった。








今さら、後悔してももぉ～遅い。








厄介な事に捲き込まれないといいけど・・・。








そして、早速厄介な事になった。








男「ねぇ～女の子が１人でいると危ないよ～」







そう言って、気安く私の肩に手を乗せているチャラそうな男が１人。








若干イラッとしたけど、そこは気にしない事にしよう。








そして、満面の笑みで
「あっ、大丈夫です。すぐ教室行くんで」







そう言って、手を払いのける。








しかし、シツコイというものが男だ。








男「じゃ～俺が送ってあげるよ」







そう言って、手を掴まれた。







もう、苛立ちの限界で殴ろうと拳を振り上げた瞬間、男がある一点を見て青ざめていた。







その目線を追って見ると、凄いオーラでこちらを見ている男がいた。








私の手を掴んでいた男は、我に還ったかと思うと何も言わずに何処かへ逃げて行った。









えっと～取り敢えず、私も教室へ行こうと歩みを進めようと思ったが・・・「おい」と声を掛けられた事によって足を止めた。









何で今日は、こんなにも運が悪いのだろうか。



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