鳳龍~伝説の少女~
そう言って、男の手を払い除ける。







しかし、シツコイというものが男だ。







男「じゃ~俺が送ってあげるよ」








そう言って、手を掴まえられた。








もう、苛立ちの限界で殴ろうと拳を振り上げた瞬間、
突然男がある一点を見て、青ざめていた。







その目線を追って見ると、凄いオーラでこちらを見ている男がいた。








私の手を掴んでいた男は我に還ったかと思うと、
何も言わずに踵を返し何処かへ逃げて行った。







えっと~取り敢えず私も教室に行こうと歩みを進めようと思ったが・・・
「おい」と呼び止められた事によって、足を止めた。






何で今日は、運が悪いのだろうか。









本日二回目の厄介な出来事に苛立ちが増す。








あぁ~「もうッ、何なのよ!」つい、心の声が出てしまった。

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