鳳龍~伝説の少女~
なんて、微妙な関西弁で喋っている。







「仁に向かってこんな口利く子初めて見たわ~!なぁなぁ、君名前何て言うん?」







千「人の名前聞く前に、自分の名前言いなよ」







「ははっ、そやね!俺は、2年A組平 光輝。そっちにいるのが、同じく2年A組神崎 仁。」







「へぇ~、私は新入生の南 千紘。」







光「じゃ~ちーちゃんやね!よろしくな」







千「あっ、うんってあぁ~遅刻するぅ!じゃッ、バイバイ」








何で不運は、こうも続くのだろうか。








でも、走ったらギリで間に合うかも。








そう思い、ダッシュで教室へ向かった。








教室の扉に足を踏み入れたのと、同時にチャイムが鳴った。








ふぅ~何とか間に合ったよ・・・。








そして、自分の席に着くと何故か後ろから視線を感じる。








またしても、はぁ~と溜息が零れた。








「溜息ばっか吐いてると、幸せ逃げるよ」
なんて、頬杖を突きながら男の子が話し掛けて来た。








「もぉ~十分幸せ逃げてるから大丈夫」








鈴「ははっ、そっか。あっ、俺松下 鈴って言うんだ。よろしく!」
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