鳳龍~伝説の少女~
突然何を言うのかと思えば何それ?






それって告白として受け取っていいもんなの?






仁は話し終えたみたいでスタスタとバイクの方へ歩く。






2人の間には沈黙だけが流れる。






どちらも口を開こうとしない。






無言のまま連れてこられた場所はあの日仁と2人で来た蛍がいっぱいいたとこだった。






丁度暗くなっていて、蛍達が懸命に光を放っていた。






仁「なぁ、さっき墓の前で俺が言った事どう受け取った?」






千「う~ん・・・よく分かんないけど、あれは告白なの?」






仁「お前ってマジ鈍感だよな。最初会った時からどう見てもお前に好意抱いてたろ?」






千「えっ!?分かんないよ!」


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