珍・三匹のこぶた

最後の砦

ココは三男ブタのレンガの家。

ドンドンドンドンっ!!

けたたましくドアを叩く者がいる。


長男ブタ:オレだっ!!長男ブタだっ!!

次男ブタ:早く開けてちょうだいっ!!

三男ブタ:ちょっと待って・・・


三男ブタがインターホンで確認する。そう。三男ブタの家はセキュリティー機能が充実してるため、会話だけでなく内蔵されたカメラで相手の顔を確認できるのだ

三男ブタが2人を中に入れる


三男ブタ:どうしたの!?

長男ブタ:狼男だ・・・オレの家はヤツに吹き飛ばされた

次男ブタ:あちしの家も丸焼きよ・・・危うく焼き豚になるとこだったわ(ガビーン!!)

三男ブタ:狼じゃなくて狼男ですか・・・でも、ココなら大丈夫。レンガだから吹き飛ばすことも焼くこともできません


三男ブタがメガネの右端をクイっと上げる


長男ブタ:そうだな。それなら安心だ

次男ブタ:あちし、トランプ持ってきたのよ。ポーカーやりましょう

三男ブタ:あんた、追われてる自覚がありませんね


こうして、三匹の子ブタはトランプでポーカーをすることになった

そこへ狼男が手下の狼を5匹連れてやってきた

頭に飛んできた火の粉のおかげで、今では頭のテッペンがすっかりハゲてしまっている。


狼男:ちくしょ〜・・・攻撃をかけているオレの方がダメージを受けてるのは気のせいか・・・気のせいじゃねぇよな!!とりあえず、インターホンだ


ピンポーン・・・
< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:10

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

御退散

総文字数/18,204

ホラー・オカルト31ページ

表紙を見る
珍・赤ずきんちゃん

総文字数/6,429

絵本・童話12ページ

表紙を見る
新たなる神話

総文字数/87,230

ファンタジー162ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop