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「・・・ぇ?あた・・ま?」

「・・・・あれ?お前何も感じなかったのか?お前、奴らに連れてかれた時、頭を酷く打ってて、出血してたじゃんか。」


「出血・・・?」

「そう。まぁ、一応大丈夫だったからよかったけど。」


「あ・・・ぢゃぁ・・あの違和感は・・・」

私は確かめるために、手を後頭部に当てて、違和感がした所を触って、ちょっと押してみた。

「・・・痛っ!」

「おいおい。押したら痛いに決まってるだろ。医者があまり触らないようにって言ってたぞ。」

お医者さん・・・病院に連れてってくれたのかな・・・?
直樹に聞かなきゃ。

「ぁ・・・あのさぁ・・わ・・私・・は・・・「はい、ストップ。話の続きはお前が冷める前に朝ごはんを食べてから。」

直樹は私の話を中断し、さっき出て来た部屋に戻された。もちろん直樹も一緒にに入ってきた。そして、直樹はドアを閉め、片手で持っていた朝ごはんを小さなテーブルの上に置いた。
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