惚れたのはナルシスト



君が他の女の子を違ったから、



興味を持ったんだ。





それだけ、だと思った。



こうしたらどう反応してくれるんだろう、


そう思うと会いたくて触りたくなって、


初めてされた拒絶。

オレが笑えば全て許してくれてなんでもさせてくれる女の子とは違う。



本気で笑わせたい、と。

守りたいと思った。


いつも強がってるのを崩したいと思いながらも、

泣かしたくないから強がらせておいてあげたくなって。

でも泣いたらどんな顔するのかも見てみたくって。


矛盾だけがオレの心を支配した。



嘘吐かないって約束した。


だからこれからが楽しみで。



危険な影が迫ってきているのに、

離せずに居る。



さて・・・、どうする?



――――雪兎――――

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