蓮城博士の日常

「ハーネス君。これしかないんだ地球を救うには……。君だって分かっているんだろ? 草の根一本生えない見渡すばかりの荒野! 五年の歳月を掛けても我々以外に生物は見つからない! もうこれしかないんだ!」

「計画を止めに来た訳じゃありません。……これを」

ハーネスの手にはピンク色をした小箱が収まっている。

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