キミの席
あれ?美里?はやいな
…!!
ドキドキ/////
か…海斗!?
「大丈夫かぁ?心配したぞ」
そう言いながらベッドの横にある椅子に座った海斗…
「あっ…うん平気☆」
海斗はあたしをじっと見つめてくる。
「なっ…なに?」
「なぁ…俺達、正式に付き合おうぜ」
「えっ?…隠さない方が良いってコト?」
「あぁ。どうせバレちゃったし♪」
ペロッと海斗はかわいく舌をだす。
「うん…そうだね」
「そうすれば俺達いつでもイチャイチャできるし?」
ニヤケながら海斗はあたしを覗き込む。
「好きだよ、翠」
「好きだよ、海斗」
あたし達は、引き寄せられるようにキスをした。
「じゃあな…気をつけて帰れよ?」
「うん、ありがとバイバイ」
ガラガラ…
いっちゃた…。
あたしは気づかなかったんだ
その時、ゆっくりとでも確実に運命の歯車が回りだす…