キミの席
「翠、先生呼んで来たよ♪」
「森井さん…無茶しないでね?」
「はい、すいません。」
「分かったなら良し!じゃあ、天野さんと気をつけて帰ってね」
「はい、ありがとうございました。」
ガラガラ…
あたし達は、保健室を出た。
校門を過ぎた所で、ふと思い着いたコト
言ってみようかな…
「あのね…美里…」
「なに?どうかした?」
「あたし…海斗と付き合うコトになったんだ」
「…嘘…マジで!?良かったじゃん」
美里は、満面の笑みで自分のコトのように喜んでくれた。
あたしが、それを打ち明けてから美里と海斗の話しで盛り上がった。
海斗はやっぱりエロいとか
海斗は何気に頭が良いとか
「バイバイ」を言うまで笑いがたえなかった。