華〜ハナ〜Ⅰ【完結】




「ふわぁぁぁ……」



私が大きなあくびをすると蓮士が「ほら、やる」と言って何かを投げてきた。




それは、小さめの枕だった。





「それ、よく寝れんだよ。」



口角をあげてそう言う蓮士。


やっぱり銀色がよく似合う、と不意に思った。




「ありがとう。」



私は蓮士にお礼を言って、再び眠りに落ちた。








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