華〜ハナ〜Ⅰ【完結】




楓はソワソワとしていた。




「いつから行くの?」

「んーと、準備できたらかな。」

「いつ準備できる?」

「いつかな…。なるべく急ごうね。」

「うん!!」






楓はとてもニコニコしていて、それはまたエリカを安心させた。



昨日はあれだけ落ち込んでいた二人が、このときは既にもとに戻っていた。






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