華〜ハナ〜Ⅰ【完結】
次の日。
さっそくエリカは家から一番近い小学校に電話をかけていた。
「はい。わかります……、はい。」
楓はその会話を近くで聞いていたが、何の話をしているのかはまったくわからなかった。
「はい。では、また後日…。」
エリカはそう言ってから、電話を切った。
「さて!買い物に行こうか!!いるもの買わないとね。
お出かけの準備しておいで。」
「うん!分かった!」
楓は部屋に行き、服を着替えた。
楓がリビングに行くと、エリカは紙に何かを書いていて、書き終わると「あたしも着替えてくる!」と言って部屋に入っていった。