華〜ハナ〜Ⅰ【完結】



「ま、そんなに拗ねんなって!な?」


圭祐がそう言うと、



「…ん。」


と楓が小さく頷いた。




「今日さ、クラブ始まるまでバスケしねぇ?」


「ほんとっ!?やるっ!!」




一気に楓の機嫌が直り、満面の笑みを浮かべた。



楓と圭祐を見ていたクラスの女子は「きゃぁぁー!」などと声が上がる。



楓はキラキラと圭祐に笑顔を見せていた。





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