華〜ハナ〜Ⅰ【完結】



「楓も!

上手いよね?バスケチーム入ったら?」


「いいって。俺そんな上手くないし。」




立ち上がってパンパンと砂を払いながら杏奈に答える楓。


「ん〜……いつ聞いてもそれだもんね。」




寂しそうに言った杏奈。


圭祐も半ば諦めたようにため息をつく。




「ごめんね?

じゃ、家帰る!また明日ね!!」



ランドセルを掴み、楓は家に帰った。




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