アタシの彼はみんなのモノ
俺がこれからの高校生活に意識を飛ばしている間にも足は勝手に進み、気がついたら教室だった。


一階。俺の席は確実に窓際だろう。
教室の窓からは散り始めた桜の花びらがまるで絨毯のようで、登校中の生徒たちがやけにキラキラと輝いてみえた。




< 6 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop